お久方の八夜です。

久しぶりすぎる八夜です。
色々とありまして更新が出来ない状態となっておりました。
休止の一言も無く放置状態になり、大変申し訳なく思っています。
このたび復活と相成りました。
カウンターなんて回っていないだろうと思って開いてみると。予想に反して回っていました。
反省の一言に尽きます。
過去の記事を見ると頭痛がする様な記事も沢山書き込んでしまっていたので、一掃させて頂きました。
お題とSSだけ残しております。
パソコンを離れている間にウタカタシステム様が閉鎖されてしまっていたので、リンクを外させて頂きました。お疲れ様でした!
弐木カズヒト様、お題使用ありがとうございます!感無量です!
心機一転、テンプレも変更してこれから邁進です。
それからジャンルについてですが、若干よろず染みて行くと思われます。
相変わらず至らない管理人ですが、よろしくお願いします。




一つだけ気になる点があるとすれば。
どなたでしょうか。


うめぼしイソギンチャクなんてフレーズで検索なさった方は・・・！？

無題

生まれ変わるとしたら、何がいい




柳の袂






「えっと・・・？」



急にガクが姫乃にそう聞いた。
急はいつもの事だから仕方ないとして。
なぜ、生まれ変わるとしたらなのか。
まさか消えたりなんて、とは思ったが、いつも通りの様子だからそれはない様だ。


「今のところは･･･考えたことないかな･･･」
「・・・そっか」
「うん・・・ごめんね」
「謝らなくていいよ」


沈黙。
少し気まずい。
別に妙なことを言ったわけではないのに。
少し重い空気が降りる。

だから、少しでも空気を軽くしようと、聞き返した。


「―――ガクリンは」



「ん？」

「ガクリンは、生まれ変わるとしたら、何になりたいの?」

聞いてよかったのだろうか。
気まずい空気に耐えかねたとはいえ、ある意味(人によっては)タブーのこの話を。
考えが渦巻く。
目を合わせられないで、足元を見てしまう。

それに気づいているのかいないのか。
ガクは口を開いた。



「―――――俺は」



「俺は、生まれ変わるとしたら」





「・・・空気になりたい」


え、と顔を上げる。
こちらを見つめていたガクと目が合ってしまった。



「・・・空気?」
聞き返す。
空気?
あることを意識しなければ忘れてしまう、空気に?
気づかれない悲しみと無視される悲しみを叫んだはずのあなたが。

「どう、して？」



「だって空気なら」



まるで当たり前のように



「いつでもひめのんといられるし」


例え忘れられても



「ひめのんと触れられるし」



意識の外で



「ひめのんは俺を必要としてくれるから」






柳の袂で逢うが如く。

開設

始めまして。八夜です。
愛がパンクして作っちゃいました。みえるひとサイトです。
とか言っといて他の物も出てくるかもしれません。
至らぬ奴ですがよろしくです。
基本的にガク姫でいくと思います。
お題配布がきっとメインです。たまに何か書くかも。
サイトの内容が増えたらブログでないサイトを建てるかもしれません。
姫乃受けが基本的に好きです。801は基本的にちょっと・・・な奴です。
リンク報告は任意です。
更新はきっと超鈍足ですよ！（笑えない！）